2012年3月28日水曜日

第一種/第二種等の医薬品の違いを教えてください。

第一種/第二種等の医薬品の違いを教えてください。







一般用医薬品(OTC医薬品)は、リスクの程度に応じて第一種・二種・三種に分類されています。

自分で選んで買う市販薬で医師の処方箋がなくても手に入れることができる薬です。



OTC医薬品は医師が処方する薬に比べて効き目がマイルドで、比較的副作用が少ないのですが、飲む量や飲み方を間違うと健康被害が起こる可能性もあります。また正しく使用していても副作用が起こる場合があります。

薬事法改正(2009年)により、消費者がOTC医薬品を充分理解して購入し、正しく安全に使うためにOTC医薬品を副作用などリスクの程度に応じて3つのグループに分類し、分類ごとに専門家が適切に情報提供し相談対応を行うことになりました。



◆第一種医薬品(どの分類に属するかは箱に記載されています)

①リスク 特に高い

②例 H2ブロッカー含有薬、一部の毛髪用薬など

③対応する専門家 薬剤師

④情報提供 文書での情報提供(義務)

⑤相談対応 義務

★第一種医薬品は消費者が直接手に取れない場所に陳列・第二種・三種は自由に手に取れる



◆第二種医薬品

① 比較的高い

② 主な風邪薬・解熱鎮痛薬・胃腸鎮痛鎮けい薬など

③ 薬剤師または販売登録員

④ 努力義務

⑤ 義務



◆第三種医薬品

① 比較的低い

② ビタミンB・C含有製剤・主な整腸薬・消化薬など

③ 薬剤師または登録販売員

④ 規定なし

⑤ 義務



※販売登録員は都道府県による資質試験に合格し登録を受けた専門家



以上です。








薬剤師です。



naru_aki_0707さんの回答がパーフェクトです。





簡単に言えば効果とリスクが『高いものが一類』で『低いものが三類』です。



一類は薬剤師のみ販売可能で医療用(病院で使う)成分を含みます。

二類~三類は薬剤師と登録販売者が販売可能で医療用成分は含みません。

医薬部外からは誰でも販売できます。





一類>指定二類>二類>三類>医薬部外品>特保>健康食品

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