酸化防止剤のの「ビタミンC」にはビタミンC以外のものも含まれるのですか?
にらさわあきこさんの本に、「酸化防止剤の中にはビタミンCと表示することが許されているものがある」という記述があったのですが、
いわゆるビタミンCには、アスコルビン酸以外にも種類があるということでしょうか?
私の知るビタミンCの定義は、成分名としての「L-アスコルビン酸」とイコールであり、
それ以外の成分をビタミンCを称する可能性などないように思うのですが・・・
食品添加物としてのビタミンCは、「アスコルビン酸類」とされていて、実際は5種類あります。
1.L-アスコルビン酸
2.L-アスコルビン酸ナトリウム
3.L-アスコルビン酸ステアリン酸エステル
4.L-アスコルビン酸パルミチン酸エステル
5.L-アスコルビン酸2-グルコシド
結局は、アスコルビン酸と、その誘導体やエステルですね。1,2は、水に溶けやすい。3,4は、油に溶けやすい。5は、比較的熱に強くて安定。という性質の違いにより、使い分けられています。
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